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PLAYGROUNDEXPERIMENT / FLYTRIS仕組みを読む

CONNECTOME × FALLING BLOCKS

FLYTRIS.

ハエの配線で、ブロックを積む。

FlyWire由来の512ニューロンをゲームにつなぐ実験。
神経回路の出力が、次の一手を決める。
配線データを読み込み中…FAFB v783 / — NEURONS / — CONNECTIONS

01 / THE GAME

SEED 42

1手ごとに自然落下。「落下」は2マス進む。
やり直しても、同じSEEDならピース順は同じ。

02 / THE CIRCUIT

実測の接続データを読み込んでいます。
平均活動量0.000
神経活動 → 操作のスコア最大スコアの操作を実行
左へ0.00
右へ0.00
回転0.00
落下0.00

実測由来の接続を使用。切り替えると盤面はリセットされます。
神経活動の計算は、すべてこのブラウザの中で行います。

03 / LEARN & COMPARE

READOUT GENERATION000gen

回路はそのまま。
操作の読み出しを育てる。

6つの変更候補を2種類のピース順で評価。良い設定を残す試行を10世代行います。上達やライン消去は保証されません。

訓練評価値 高いほど良い / 実測結果

まだ訓練していません。まずは初期状態の動きを観察しよう。

同じ読み出し設定・同じ未使用SEEDで、ハエの配線/シャッフル/ランダムを比較。

0で回路内の伝達を無効化。入力への反応は残ります。変更すると盤面をリセットします。

訓練した設定は、このブラウザに自動保存。

UNDER THE HOOD

いま、何を動かしている?

「ハエの脳でテトリス」の中身を、分解してみる。

01 / INPUT

盤面を数値にする

積んだブロック、落下中のピース、位置を数値に変換。固定した対応表で神経に入力します。

02 / CIRCUIT

実測由来の配線を通す

512個の神経モデルが接続先に値を伝達。前の状態と新しい入力を混ぜ、活動が変化します。

03 / READOUT

活動から一手を選ぶ

32個の神経の活動を4つの操作スコアに変換。最大のスコアの操作を実行し、また盤面を入力します。

本物なのは「配線の元データ」。

FlyWireは、ショウジョウバエの脳を電子顕微鏡画像から再構成した研究です。今回使うFAFB v783には約14万個の神経細胞が記録されています。神経同士のつながりをまとめた地図を、コネクトームと呼びます。

このアプリでは、CXと分類された神経のうち、CX内の入出力シナプス数が多い512個を選び、その間の接続だけを使います。全脳でも、生物学的に完結した回路でもありません。

3D表示はFlyWireに登録された神経の代表座標です。脳全体から6,000点を背景として表示し、計算中の512点を重ねています。各神経の枝の形や細胞体の形を再構成した表示ではありません。

動かすルールは、人が設計したもの。

配線図だけでは、脳の動き方すべては分かりません。ここでは各神経を−1〜1の活動値で表す簡略モデルを使います。画面の光はその計算値で、実際の発火記録ではありません。

接続の強さはシナプス数の平方根から作り、入力先ごとに正規化。GABA・GLUTを負、その他を正として扱うのも、この実験の単純化です。受容体や神経調節の詳細は再現していません。

「訓練」は何を変えている?

神経の配線は固定し、活動を操作へ変換する132個の読み出し係数だけを変えます。候補を少しずつ変えてゲームを実行し、評価値が良い候補を残す探索です。別のAIが最適手を決める仕組みは入れていません。

評価は、消したラインと置いたピースに加点し、穴・積み上がり・表面の凸凹に減点します。これは人が作ったゲーム用の評価基準で、ハエ本来の学習機構や報酬の再現ではありません。

どこを見ると面白い?

最初は「自動プレイ」で動きを観察。その後に訓練して、同じSEEDで見比べてください。よく動いていてもラインを消せないことはあります。神経の光り方と上手さは別の指標です。

「3条件で実力を比較」では、配線を入れ替えた場合やランダム操作と比較できます。回路の接続を変えると結果が変わるか、訓練した設定が別のピース順でも役立つかを試す実験です。

FlyWire Consortiumのデータを利用した非商用の学習・実験用アプリです。元データと加工内容を明示しています。実在するハエの意識・記憶・テトリス能力の再現を主張するものではありません。